当社は通信販売を主体にして、超長波 〜 長波 〜 中波 〜 短波帯  1Hz 〜 30MHz程度までの
バー・アンテナ / スパイダー・コイル / リッツ線 / フェライト素材などの販売をしています。

運営は、マイクロ・パワー研究所( http://mpl.jp )が行っています。

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135kHz( 135.7 - 137.8kHz )帯バー・アンテナ

135kHz帯が免許されて、オン・エアされている方も少しづつ増えているのではないでしょうか?
国内ではまだ市販のアンテナがありません。 フェライト・ロッドは数百Wまで耐えてくれるはずです。

使用するフェライト・ロッドは、径:25.4mm 長さ:685.8mmの物を使用し、熱収縮チューブで固定しています。 



フェライトの中央部分に、ホルマル線( 径:0.6mm )で200回巻きました。 2次側が20回巻いてあります。
結果如何で巻数を2回目以降に活かそうと、試しに巻いてみました。 手に余る重さなので、巻き終わって手先が疲れてしまいました。
  
  
左より、1次側 2次側 2次側の無負荷時インピーダンス

1次側を135kHzに同調させるには、250PF程度で良いのが分かります。
単連の350PFバリコン、2連430PFの片側、ポリ・バリコンなどの選択肢があります。

ミズホ通信 UZ-8DX / UZ-8DXsと併用すれば、そのままで長波帯のアンテナで使用できます。
1次側をUZ-8DX / UZ-8DXsの1,2番端子に、2次側を3,4番端子に接続します。
UZ-8DX / UZ-8DXsは680PFバリコンを使用しているので、400kHz位まで受信が出来ると思います。

また、40kHz-JJYに同調させるには2800PFあれば良いので、UZ-8DX / UZ-8DXsで使う場合は1次側と並列に2200PFを接続すれば使えます。
60kHz-JJYの場合は、820PFを並列接続します。

しばらくしたら、屋外で設置出来るように考えたいと思います。


2009年ハムフェアで関西マイクロウェーブ実験グループのブースで、このアンテナの展示をしました。

使用しているフェライト・ロッドは、上記の記事と同じ685.8mmです。
コイル部分を新しく作り直し、パイプに収納しました。
収納後の長さは、上が743mm 下が810mmあります。
サムウェイの135kHz送信機TX2200Aが届いたら、動作テストを開始予定です。



135kHz帯 卓上・回転型バー・アンテナ

2010年ハムフェアの展示用に急遽製作しました。



200 X 18mmのフェライト・ロッドにコイルを巻き、約5mH( Q値 約350 )あります。

同調周波数は135 - 140kHzです。 135kHz帯は、ツマミの半分くらいまででカバーします。
可変幅をもう少し狭くしたいのですが・・・コンデンサは温度補償タイプが使えますが、コイルは無理です。
多少の温度変化でも確実に使える様に、135 -140kHzとしてあります。

近日中に手直ししますが、手直し後にVSWRは1.1以内になるはずです。
現状では、以下の結果です。


 136.8kHzでのインピーダンス



136.75kHzでのリターン・ロス特性 VSWR換算すると。約1.2になります。



40kHz / 60kHz / 135kHz 3バンド・同調式バー・アンテナ 受信用



200 X 14mmのフェライト・ロッドを2本つないで、長さ40cmにしています。
上部のスイッチで、40kHz / 60kHz / 135kHzを切り替えます。
同調範囲は、40kHz / 60kHzは約2kHz 135kHzは約6kHzと狭帯域になっています。
2次側コイルはタップを設けていないので、マッチング・トランスを併用しています。



1:2のマッチング・トランス

VSWRは、40kHz / 1.03 60kHz / 1.15 135kHz帯は135.7kHz / 1.08 - 137.8kHz / 1.13です。

2011年1月28日 秋葉原店で展示していましたが、売れてしまいました。
また製作しないと展示用のデモが出来ません。


135kHzのVSWR測定に最適なブリッジ  Model MP-LFB100


日本でも135kHz帯がアマチュア無線家に開放されました。
残念な事に、この周波数帯で使用できるVSWRブリッジは限られてしまいます。
アンテナを作ってもVSWR測定が出来ない悩みを解決します!
注意事項:本来は測定器用に使用する用途なので、最大電力には注意して下さい。

使用可能周波数範囲:10kHz - 10MHz( 5KHz程度から20MHz程度まで使用可能 )
挿入損失:約11dB
方向性:30 - 40dB程度
最大電力:1.5Wまで
コネクター・ポート BNC型メス 50Ω
大きさ:32 X 32 X 19mm( コネクター部分は除く ) 重さ:約70グラム
ブリッジ本体のみ \25,000 送料\600
50Ω / BNCオス型オープン・ショート・ロード 3点セット \8,000 送料\500
50Ω / BNCオス型オープン・ショート・ロード 3点セットとの組合せ価格 \31,000 送料\600

ロード( 50Ω終端器 )は、50MHzまでのVSWRが最悪値1.05までの物を使用しています。
ブリッジの使用例は、ここをクリックして下さい。



現在、135kHz帯の信号源を作ろうと画策中です。
手持ちの部品を探していたら、135KHz帯で使えそうなフィルターを見付けました。




バンド内の挿入損失は、1.5dB程度 270kHz付近で35dB程度、400kHz付近で50dB程度減衰します。



更新日 2011年 2月 5日

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